宮沢賢治、「ポラーノの広場」にでてくる歌が、小学生の頃から大好きです。
1.2番は有名なので、あえて今の時期に合う3.4番を。
本当に、メロディーもとても素敵。
【つめくさの咲く晩に】
つめくさのはなの 終る夜は
ポランの広場の 秋まつり
ポランの広場の 秋のまつり
水を呑まずに 酒を呑む
そんなやつらが 威張っていると
ポランの広場の 夜が明けぬ
ポランの広場も 朝にならぬ
つめくさの花の しぼむ夜は
ポランの広場の 秋まつり
ポランの広場の 秋のまつり
酒くせの悪い 山猫は
黄いろのシャツで 遠くへ遁げて
ポランの広場は 朝になる
ポランの広場は 夜が明ける
んでばまず。