台風一過と祭囃子
昨晩の台風は、なかなか激しかった。
けれど、朝起きてみれば、弱い雨が降ってるくらいで、街中も特に荒れた様子はなかった。
それどころか、これぞ台風一過のお手本のように、カラッと晴れてしまった。
大雨の後の晴天は、熱せられた蒸気が立ち上ぼり、スチームサウナ状態で参った。参ったよ。
猛暑日、は減ってきたけど、この季節の変わり目にやってくる暑い日は危ない。うっかり熱中症に気を付けなければ、フラッとしてしまう。
まだまだ夏だ。暑い暑い。汗をかく。
市内を走りながら、ふと景色に目をやると、田んぼの稲は、穂がたれて、なんとなく黄色くなってきた。
青々としていた木々も、青みが落ち着いて、大なり小なり実をつけだしたものが目立つ。
空は真夏のような晴天だけど、風はどこか涼しくて、あたりは着実に季節を変えようとしている。
夕方になると、どこからともなく、祭囃子が聞こえてくる。
太鼓や笛の練習をしているんだ。
祭囃子が聞こえると、ついつい歌いたくなる。
夏と秋の狭間は、心地よくてどこか寂しい。
でも結構好きな季節でもあるんだよなー。
んでばまず。