なんかいいよね花巻

観光地としてはもう一息だけど、知ってる人ははまってしまう花巻の小さな魅力の積み重ね。

花巻まつり2018 -1日目-

朝から雨がぱらつき、あいにくの空模様となった花巻まつり初日。


でもこれくらいの雨ならへっちゃらで決行されるのも花巻まつり

なんてったって「雨まつり」とも呼ばれるほど、雨に縁のあるお祭りだから、花巻まつりに雨が降るのは地元民にとっては恒例のこと。

初日である今日は、雨の影響もあってか、いつもよりやや少なめの人。

それでも、傘を携えて出かけたのは、【かがり火鹿おどり】があったから。

かがり火とは、これのこと。

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この灯りがポツリポツリと並び、その間で、鹿に扮する踊り手たちが、太鼓を叩きながら舞を踊る。

鹿踊り、小さな頃は怖かったなあ。

でも、大人になって、これは、めちゃくちゃかっこいい伝統芸能だと実感。

楽器の演奏などもなく、ただ、自分たちの叩く太鼓のリズムで踊り続ける。

この太鼓の音が、まるで心臓の音のようで、身体に心地よく響く。

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これくらいの団体が、7つくらいあったかな?

それぞれ流派があって、踊りも違うので面白い。

岩手には伝統芸能が数多くあるが、鹿踊はダントツで好き。

特に、花巻民にとっては、宮沢賢治の作品としても馴染みがありますからね。

このかがり火での鹿踊りが見たくて、この日に来る人も多いと思う。

ちなみに【鹿踊り】は、「しかおどり」ではなく「ししおどり」と読みます。

結局、持っていった傘は開くことなく、お祭り初日を楽しむことができた。

んでばまず。