なんかいいよね花巻

観光地としてはもう一息だけど、知ってる人ははまってしまう花巻の小さな魅力の積み重ね。

夜の双葉町

花巻市の繁華街は?と聞かれると、ちょっと言葉に詰まってしまう。


繁華街?んー。そんなキラキラした肩書きが似合う場所は…んー。

それでも集中して飲み屋さんが多いのが、花巻市双葉町。地元民は「双葉」と呼んだりする。

場所は、閉店と復活で一段と知名度をあげたマルカンデパートの交差点を南に向かって歩いて行く。

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ちょうど交差点を曲がったあたり。繁華街にしては、灯りが寂しい。

雨も降ってたこともあり、人通りはほぼない。1人の男性が、写真を撮る私をいそいそと私を追い越していったくらい。

それでも歩いていくと、各店舗、結構人が入っている。賑わった声も聞こえてくる。静かに活気づいている、という感じかな。


スナックの前を通れば、気持ち良さそうに歌っている声も聞こえてきて、それがまたあまりに気持ちよさそうだから思わず笑ってしまう。

新しいお店がたまに出来て、そういえばあったような曖昧な記憶のまま静かになくなるお店もある。

この界隈は、チェーン店が無いに等しく、本当に長い間愛されるお店も多い。地元の人はほとんどのお店を知っている。

双葉町には、大人数(50人以上)入れるお店が少ないので、使いづらいという声も聞くけど、やまなしは、その方がいいなあと思ったり。

1人や、4,5人のいつものメンバー、10人程度のグループ、そんな小さなコミュニティがざわざわと集まる空間が楽しい。

大きな団体がいると、そこの空気にお店全体が持ってかれる感じ、ありません?

ただ、大人数となるとお店の貸し切りが出来るので、ある程度人数集まればわりと気軽に貸しきっちゃうのも、あるある話。



行くお店にも、なんとなく、年齢層があるのが面白い。

やまなしが若い頃、よく行ってたお店は、もう若い気がしてほとんど行かなくなったんだけど、会社の後輩(たしか22歳)によく行くお店を聞いてみたら、すっかり当時のやまなしと同じラインナップで笑ってしまった。

そんで、かつて先輩に連れてってもらったようなお店に、やまなしは、今よくいっている。やっぱり年齢層はあるな。

単純に値段ってわけでもない。やはりお店の空気かな。

お酒を覚えはじめて楽しかった頃は、ガンガンわいわい飲みたかったけど、もう少ししてそこをこえると、お酒を飲むよりも、話したり、美味しいごはんを食べたりしたくなってくる。

ガヤガヤしてるお店で、知り合いに会ってウェーイ!とかしてるのが楽しかったこともあるけど(笑)、今はこの小さな町で、なるべく知り合いに合わず、ゆっくり飲めるお店を選びがちになったり。

もうガンガン飲んで朝まで…なんて出来ないからね。笑

それでも不思議なもんで、知り合いに会うことはあまりない。この小さな町でね。まあ、単純にやまなしの顔が広くないだけかもしれないけど。笑

双葉町に限らず、いいお店は市内に点在してるけど、なんとなく、地元民には、飲み屋といったら双葉町である。異論は認める。

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んでばまず。