落ち着きがない町の理由は
今日は、ぐっと秋の気配を感じる天気。
あれだけ猛暑日が続いて、倒れそうな暑さにフラついた今年の夏でさえ、9月に入ると落ち着きを見せはじめるんだから、四季があるのはありがたい。
それでも、まだまだ暑さを感じる日はありそうです。
今日は、用事が数件あったので、車を走らせていると、なんだかいつもと様子が違う。
特にマルカンのある通り、上町のあたりは、一段と落ち着きがない。
だからといって、なにかイベントをしている様子でもない。しかし人が歩いている。これはすごい。
普段、歩行者がいるだけで珍しい通りに、なんだか今日は人が歩いている。
なんだったっけ?
ああ!今日は花巻最大のお祭り、【花巻まつり】の一週間前の日曜日だった!
つまり、地固め(じがため)の日だった!
花巻まつりは、その台数がギネス記録に認定されるほどおみこしが多い。神輿のパレードはなかなか見応えがある。多すぎて飽きるかもしれない。笑
神輿は3日間のお祭り以外は、大事に一年間しまってあるのだけれど、お祭りの一週間前の日曜日に、地固めといって、お神輿を出してきて、お掃除して、つまり、準備をする。
たいていの神輿の會(かい)は、お祭りのメイン会場である上町周辺に神輿をスタンバイする。
その他にお祭り期間、會の人たちがごはんを食べたり休んだりする陣地を、飽き店舗などを利用して設置する。
ギネスに載るほどの台数があるわけだから、それぞれが神輿や陣地の準備をするとなると、やはり上町周辺、花巻市中心部は、静かに活気づくのだ。
神輿参加の初心者なんかは、あえてここで準備を手伝うと、會の人にも覚えてもらえるし、本番に緊張することなく一緒に楽しむことができるので、先輩後輩のカジュアルな交流の場になってたりもする。
地固めを迎えると、あとはお祭り3日間が終わるまで、花巻人はソワソワが止まらない。笑
普段ひかえめでシャイな人が多いように思える花巻人も、この3日間だけはみんな賑やかで騒がしい!これぞお祭りの本質。
このお祭りが終わると、ぐっと冷えてくるのも定番。
そっかそっか!今日は地固めでしたか。
準備されたみなさん、お疲れ様でした。
んでばまず。