なんかいいよね花巻

観光地としてはもう一息だけど、知ってる人ははまってしまう花巻の小さな魅力の積み重ね。

友だちの宮沢賢治

花巻市民にとっては友人のように近い存在の偉人、宮沢賢治


というのも、やまなしが東京にいたころ、友人たちと宮沢賢治の話題になったことがあり、やまなしが子どもの頃からそうしていたように「賢治は…」と話したら、「友達かよ!!!」と笑われたことがある。

それまでまったく気にしたことがなかったけれど、花巻市民は、まるで昔からの友人のように「賢治」と呼び捨てにする。
観光案内ですら、気安くそう呼ぶ。笑

そうか、これは呼び捨てになるのか、と思わされたけれど、やはり今でも宮沢賢治は「賢治」である。

その語感に、軽んじた気持ちはなく、誤解を恐れず言えば尊敬もなく、ただ親しみがふわっとこもっているような気がする。



やまなしは宮沢賢治が大好きで、もちろん尊敬しているけれど、でも尊敬というよりは、まっさきに親しみのほうが湧いてくるのが、宮沢賢治という人物が残した空気感なのかもしれない。

賢治とは決して仲良くなれなさそうだし、異次元すぎて理解しあえなさそうだけど、きっとそんなやまなしのことだって、ナチュラルに受け入れてくれるかもしれないなと思わせる。



んでばまず。